下記の要領でサイバー犯罪条約関連の刑事法等改正に関する公開セミナーを開催いたしますので,御参加ください。
日時:
2004年5月14日(金曜日)午前9時30分から午後5時50分まで
開催趣旨:
サイバー犯罪条約に対応するための刑事法改正法案(犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案)が、今国会に提出されました。
本法案は、コンピュータウイルス関連の処罰規定を新設するなど刑法改正を含むほか、電磁的記録に関連する差押、通信履歴の電磁的記録の保全要請など刑事訴訟法の改正も含んでおり、情報ネットワーク関係者にとって、非常に重要な内容を有しています。
同時に、電波法改正法案も国会に提出されており、暗号通信を傍受した者又は暗号通信を媒介する者であって当該暗号通信を受信したものが、当該暗号通信の秘密を漏らし、又は窃用する目的で、その内容を復元する行為等に対する処罰規定を新設しています。
そこで、本研究会では、以上に関する公開セミナーを開催することとしました。
主催等:
1 主催
情報ネットワーク法学会 サイバー刑事法制研究会
2 共催
情報ネットワーク法学会 プロバイダ関連法制研究会
情報ネットワーク法学会 個人情報保護法研究会
3 後援
(財)インターネット協会
(社)テレコムサービス協会
場所:
ヤフー株式会社セミナールーム(六本木ヒルズ森タワー26階)
場所や交通手段等については、こちらを参照してください。
http://www.roppongihills.com/jp/access_service/
http://www.roppongihills.com/jp/shops_restaurants/map/ww_12f.html
森タワー2階のオフィス(LL)エントランスロビー(エントランス回転ドアは閉鎖中につき近くの入口からお入りください)に、受付を設置しますので、そこで手続の上、案内に従って会場へお入りください。
参加費用:
会員・非会員を問わず、1人につき1000円(当日、受付にてお支払いください)
参加申し込み方法:
5月13日までに、info@aegis-law.net
宛てに、以下の必要事項を明記の上、ご連絡ください。
1 |
参加希望者の氏名、所属 |
2 |
情報ネットワーク法学会会員であれば、その旨 |
3 |
連絡先(メールアドレス及び電話番号) |
当日、セミナー後に、六本木周辺で懇親会を予定しておりますので(午後6時30分から2時間程度、費用は4000円を予定)、懇親会に参加ご希望の方は、ご連絡の際、「懇親会参加希望」と明記して下さい。参加人数確定等の都合上、参加費用は事前に振込入金をお願いしますので、入金口座等についてご連絡します。
なお、会場の収容可能人員の都合上、先着順とさせていただき、収容可能人員を超える場合は、お断りさせていただくことがありますので、予めご了承ください(お断りさせていただく場合は、電子メールにてご連絡します)。
懇親会:
セミナー後、六本木周辺において開催予定です(午後6時30分から2時間程度、費用4000円)
責任者:
落合洋司会員(サイバー刑事法制研究会主査代行)
開催プログラム
[司会] 岡村久道弁護士(情報ネットワーク法学会情報部会会長)
1 開会の挨拶(午前9時30分から午前9時40分)
慶應義塾大学 苗村 憲司教授(情報ネットワーク法学会理事長)
2 サイバー犯罪条約関係の刑事法改正に至る経緯及び改正案の概要(午前9時45分から午前10時30分まで、電波法関係を除く)
落合洋司弁護士(サイバー刑事法制研究会主査代行)
3 電波法改正による暗号通信の保護について(午前10時35分から午前10時55分まで)
総務省総合通信基盤局電波部電波環境課
課長補佐 吉田 宏平氏
4 プロバイダから見た改正法について(午前11時から午前11時30分まで)
ニフティ株式会社 松沢栄一氏
午前11時30分から午後1時 休憩
5 改正法の実体法的側面について(午後1時から午後2時)
東京大学 山口 厚教授
6 改正法の訴訟法的側面について(午後2時10分から午後3時10分)
立命館大学 指宿 信教授
7 刑事弁護実務から見た改正法について(午後3時20分から午後3時50分)
奥村徹弁護士(大阪弁護士会)
8 パネルディスカッション(午後4時から午後5時40分)
9 閉会の挨拶(午後5時45分から)
懇親会(午後6時30分から)
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